2018年10月26日

コスモプラネタリウム渋谷 10月

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1.「Starry Music」
音楽をメインにしたヒーリング系の番組。
心地よく眠っていた人多数。
私もうとうとしていたけれど、「秋の星空」の解説のような、普通のプラネタリウム番組を聴きに来たため、続けて次の回も観ることに。

2.「コスモ星空散歩」
今夜の夜空などを映し出してくれる、普通の内容。

・今の季節は、「夏の大三角」と「秋の四辺形」が両方見られる。
・「夏の大三角」は「わし座のアルタイル」・「はくちょう座のデネブ」・「こと座のベガ」。
・「夏の大三角」のアルタイルとは反対側の方角にある光る星は「北極星」。(見つけ方)

・「秋の四辺形」は、全てペガスス座の星。
・「ペガスス座」は上半身しかない。下半身は隣の「アンドロメダ座」になる。
・「山羊座」は、上半身がヤギで下半身が魚。
・フォーンが化け物に追いかけられて、魚になって逃げようと川に飛び込んだところ、思いのほか浅瀬で身体半分しか魚になれなかった。
・それを見た神様たちが面白がって、いやがるフォーンを星座にした

・かつて「アルゴ船座」という星座があったけれど、巨大すぎたので船のパーツ別に分解
・「りゅうこつ座」、「らしんばん座」、「とも座」、「ほ座」などになった。(ほ座って…)
・その中の4つの星をむすぶと「南十字星」によく似た形になり「ニセ十字」と呼ばれる。

・夜空では本物の南十字星の方が明るく目立つが、ニセ十字の方が少し大きい
・宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』では、銀河鉄道は銀河ステーションを出て、「北十字( 白鳥座)」、「わし座」、「ふたご座」、「さそり座」、「サザンクロス(南十字)」へと続く天の川の旅をする物語。

・今日、10月21日は旧暦9月13日の十三夜「栗名月」。きれいな月が見られるので、外に出て鑑賞しましょう。

ほかに、子供用番組に「ハチ公とめぐる火星りょこう」など、渋谷ならではのラインアップがありました。
posted by リカ at 20:08| Comment(0) | 【finearts】西洋画 | 更新情報をチェックする

2018年10月25日

京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-

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京都・醍醐寺は平安時代の貞観16年(874年)に空海の孫弟子、聖宝(しょうぼう)が開いた真言密教の大寺院。
今回の展覧会は、醍醐寺が所蔵する約15万点の寺宝から、国宝36件・重要文化財60件の仏像や仏画、史料や書跡100点余りが展示され、中国の上海と西安ですでに開催され、大好評を博したとのことです。

醍醐寺にはこれまで何度も足を運んでいますが、霊宝館を訪れたことは数回程度。展示品もそれほど多くない印象なので、まとまって観られる今回の機会を楽しみにしていました。

会場に入ったのは午後13時ごろ。薄暗い会場内は、人でいっぱい。
午前中に観てきたボナール展よりもぐっと観覧者が多く、(順番を逆にすべきだったかな?)と思いましたが、おそらく朝から混んでいたのでしょう。

鎌倉初期の仏画《五大尊像》や上醍醐・中院のご本尊《五大明王像》など、不動明王の絵画や彫像が数多く展示されています。

● [重要文化財] 《如意輪観音坐像》(平安時代)

会場に入るとすぐ、チラシに載っている [重要文化財] 《如意輪観音坐像》(平安時代)が目に入ります。
小ぶりの座像で、金色に輝きながらも優美。如意輪観音の持つ6本の手も不自然には見えず、展覧会のサブタイトルになっている真言密教の宇宙を体現しているかのような、ふわりとしたたたずまいに魅了されます。
光背が二つあり、頭の角度に合わせて傾いているのが特徴的。

● [重要文化財] 快慶作《不動明王坐像》鎌倉時代・1203年

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像高53cmと、それほど大きくはありませんが、縦に横にと燃え盛る火炎を背負った忿怒の形相は迫力満点。
顔は少し斜めを向いており、目をむきながらこちらをにらみつけるような、動きを感じます。

● [国宝]《薬師如来および両脇侍像》平安時代・10世紀

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中央に坐する薬師如来は、高さ176cmのどっしりとした体躯。
両側の脇侍との大きさの差が際立っています。
この像の背景は、緑色になっており、両脇侍の冠の緑色に合ってしっくりとなじんでいました。

この薬師像は、醍醐寺開創の地の上醍醐の薬師堂のご本尊でしたが、落雷による上醍醐の火事により、現在は麓の下醍醐の霊宝館に展示されています。
かつては女人禁制だった上醍醐の山。1時間の登山の末にたどり着く山の上に国宝があったと考えると、すごいことだなあと思います。

● 《金天目および金天目台》安土桃山時代 16世紀
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三宝院の障壁画や俵屋宗達の《扇面散図屏風》などは、近世の醍醐寺の繁栄をありありとイメージさせるもの。
《金天目および金天目台》は、当時の醍醐寺座主、義演が秀吉の病気平癒を祈願した褒美の品。
豊臣秀吉の黄金趣味を受けた、お寺に似合わぬキラキラ輝く金の器です。

● [重要文化財] 《醍醐花見短冊》 安土桃山時代 慶長3年(1598)

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1598年3月15日に秀吉が醍醐寺で行った花見の会。
その時に短冊にしたためられた、秀頼と前田利家の歌がありました。
特に、利家の字を見たのは初めてで、個人的に"槍の又三"の印象が強い勇ましい武将ながら、書や和歌はたしなみだったためか、上手な字を書いていたんだなあと見入りました。

会場の入口に、さりげなく桜が飾られていました。
何も解説はありませんでしたが、(あ、秀吉の醍醐の桜だ)と気がつきます。
出口にも飾られており、そこに「醍醐の花見」のクローン桜だとの解説がありました。
醍醐寺・三宝院前にある樹齢150年の親木と並んで植えられており、今でも春になると、花を咲かせているそうです。

「京都・醍醐寺 - 真言密教の宇宙 - 」
サントリー美術館
2018年09月19日 ~ 2018年11月11日

※ All posted images belong to the organizer.
posted by リカ at 17:25| Comment(0) | 【finearts】書・版画・彫刻 | 更新情報をチェックする

2018年10月24日

土鍋ONIGIRIレストラン『La Donabe』

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タイガー土鍋炊飯ジャー「炊きたて」による前衛的おにぎりレストラン『La Donabe』に行ってきました。
10月19日(金)~21日(日)の3日間のみ、場所は代官山T-SITE GARDEN GALLERY。
オニツカタイガーショップの前を通り過ぎて、別のタイガーのイベントに向かいます。
外からガラス張りの建物の中が見えます。
夜の雨の中、なんとも不思議な雰囲気です。

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事前予約制で、20人くらいのゲストが長テーブルに座ります。
私と友人は、ちょうど真ん中の席になりました。

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目の前には、巨大な白いバルーンアート。
聞くと、ジャーから立ち上る白い湯気を表しているようです。

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大きなバルーンアートの向こうから、ボーイさんがうやうやしくお皿を運んできます。
そこに載っていたのが、前衛的おにぎり。

全部で7種類あり、どれも凝った造りです。
友人のもとには、一番華やかなキューブ形のものが来ました。

それぞれのお皿の説明がありますが、タイトルが長すぎて、覚えられません!
こちらは『大いなるゆるしを受けたものたちのにぎやかな饗宴』
ボーイさんによる説明は、こんな感じ。
「海、森、畑。それぞれバラバラでありながら、
 愛の名のもとに一つになる、小さな祝祭。
 解放された心と、華やかな気持ち。それぞれの個性。
 愛とは、互いをゆるし合うことという、気づきをくれるおにぎりです。」(サイトから)

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私のもとには、一番地味に見えるものが来ました。
インスタ映えは微妙~。
でも「中にはトリュフが入っております」と言われました。

タイトルは『その壁の向こうにあるものへの恐怖とあこがれ』
「何があるのかわからない、しかし強く惹かれてしまう。
 その気持ちもまた、愛ではないでしょうか。
 限られた者だけがたどり着く、隠されたフォアグラの味わい。
 愛とは、勇気でもあるということを、教えてくれるおにぎりです。」とボーイさん。

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うーん、空間といいおにぎりといいボーイさんのセリフといい、全てが現代アート。
独特すぎて、頭に入っていかなーい。
でも、とにかく「愛」という言葉がたくさん登場します。

タイガーがこの新製品で伝えたいモチーフは「愛」のようです。
わからないながら、「その壁の向こうにあるものへの恐怖とあこがれ」というタイトルは気に入りました。
「愛とは勇気でもあるということを教えてくれるおにぎり」ですか。
中にはちゃんと、勇気の権化のトリュフが入っておりました。

さらにもう一つ、塩むすびが出てきました。
これも、うやうやしく大きなお皿に乗って。

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ボーイさんが、私たちの両隣の人の前に立ち「愛を持っておにぎりを握ったのは、いつのことですか?」と聞いています。隣は男性なのに。
横で聞いていても、照れてしまいます。
私たちも、同じ質問をされるのかしら?
「おにぎりは、愛なのです」と面と向かって言われたら、どんな反応をすればいいの?
どうすればいいのかわからずに、もじもじしていたら、私たちには、微笑みのみでお皿を置いていきました。

新製品のジャーは、バルーンアートの向こう側にちらっと見えましたが、まったくその宣伝をすることもなく、ただアバンギャルドなごはんをいただいたひと時。
だからこそ、印象深い食体験となりました。

場の雰囲気に圧倒されましたが、肝心のお味は、とても美味しかったです。
新米をふっくらと炊き上げた、みずみずしいごはんは、それだけでもジューシーでした。

前衛的おにぎりレストラン『La Donabe』
10月19日(金)~21日(日)
代官山T-SITE GARDEN GALLERY
posted by リカ at 17:41| Comment(0) | 【events】体験コース | 更新情報をチェックする