2004年11月25日

【歌舞伎】『五代目中村勘九郎 名跡最後の錦秋特別公演』

by 中村勘九郎、中村橋之助、中村七之助
at グリーンホール相模大野 (\12000)
演目「藤娘」「供奴(ともやっこ)」「連獅子」

歌舞伎に行けることになって大喜び。会場は初めてのグリーンホール。相模大野まで行くのも初めてで、意外に遠くて驚いた。別ルートからの市内の連れもヒーコラしながらやってきた。 伊勢丹もある大きい町。
歌舞伎役者の名前や襲名に疎い私。来春から勘九郎は、十八代目中村勘三郎を襲名するので、今回は「名跡最後」というタイトルがついたとのこと。

歌舞伎といえば、歴史的ストーリー性の高い芝居が思い浮かぶ。難しくてなかなか敷居が高いイメージだけれど、今回はそういった重々しいものではなく「歌舞伎舞踊」言われる演目。「藤娘」と「連獅子」は、家に人形があるので、なじみが深く、実際の舞台を観るのがとても楽しみ。「供奴」も探せば家にあったりして。
「藤娘」は藤の精の舞で、勘九郎の次男・二代目七之助が演じた。とても愛らしくて本当に人形みたいに魅力的。後で解説を読んだら「藤の花にお酒をやるとよく育つと言われるため、藤娘はお酒に酔った姿を見せる」ということだった。心温まる演目。
次の「供奴」は、さっぱり話が分からなかったけれど、主人のお「供」で吉原に来たのにはぐれてしまった家来「=奴」の踊りだったとのこと。(うちの主人はこんな風にすごいんだよ。どこかで見なかったかい)みたいなことを踊りながら町の人たちに聞いている様子らしい。ドスンドスンと大きな音を立てて、両足を広げてお尻から床に座り込む、みたいな動作を繰り返していた。薄着だったし、あれは終演後、腿の裏がみみずばれになりそう。鍛えていると平気なのかしら。演じたのは勘九郎の義弟・三代目橋之助。

途中休憩が入る。ロビーがすごく混雑していると思ったら、グッズ販売をしていた。おばさま方が群がっている。遠くから見ただけでも、アイドル並みの品揃えの多さが分かった。というか彼らはアイドルなのねー。
休憩後はお待ちかねの「連獅子」。初めから紅白の獅子が登場するのかと思いきや、そんな素振りも無く普通の格好での舞台がしばし続くので、(あれ、思っていたのと違うのかな)と頭の中は疑問符だらけ。よくわからずに眠くなりかけたところで、ようやく紅白のすごいカツラをブンブン振り回すシーンとなった。一応話の流れはあって、親獅子が仔獅子を谷に突き落として鍛えるといった話が前半に表現されていたみたい。
グルグル、すごかった。いつまで回すのー?とか、めまいがしないのー?とか、心配してしまう。鬣の流れを表すために、頭だけではなく上半身を使ってフル回転しているので、相当体力がないとできない。会場を圧倒する豪快さだった。本気で自分も回してみたいと思い、連れに言ったけれど、一笑され(そして一蹴され)てしまった。親獅子が勘九郎(ここでようやく出演)、仔獅子が七之助だった。

きれいなのとおもしろいのと迫力なのと、彩鮮やかで今回の演目はどれもとても見ごたえがあった。お正月に観ると縁起がいいかも。芝居は難しいけれど今回はとても楽しくゴージャス。大満足の舞台だった。
posted by リカ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 【play】歌舞伎・能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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