2002年06月13日

『World Cup 一次リーグ エクアドルvsクロアチア』 1-0

at 横浜国際総合競技場
Category 1 (\20000) Gate-E3 Level-2 Block-E25 Row-8 Seat-568

▼ June 13th, Yokohama International Studium, Ecuador vs Croatia
奇跡的にFIFAチケットサイトにつながり、ベルギー-ロシア戦@エコパのチケットを入手できたのに、仕事で会議が入り、休みを取れなくなる。
急遽、W杯用BBSに掲載して、譲る人を決めると同時に、別の人からエクアドル-クロアチア戦のチケットを譲ってもらえることになる。どちらももう時間がないため、受け渡しは菊名駅で。
まずはベルギー-ロシアのチケットを譲る人と出会えて、問題なく譲渡完了。それから5分後くらいに、今度はエクアドル-クロアチアのチケットを譲ってもらう人に会えて、これまた譲渡完了。ギリギリの時間内にどちらも問題なく済ませられてよかった。どちらもカテゴリー1で、譲渡金額も同じだったし。3人ともみんなニコニコ。
でもそのうちで一番時間に余裕がないのは私。連れと食べ物を調達し、JRへ。横浜戦はものすごく混んでいる。
なるべく近い方をと、小机駅で降りるけれど、人の波に押し流されそう。辺りはビニールハウスやねぎ畑が広がっていて、新横浜の隣の駅はこんなに田舎だったのか~と思ってしまう。
畑の向こうに大きく見える競技場は、まるでエアーズロックのような迫力。
真っ暗な道をひたひたと歩く。結構歩いて(といっても10分強くらい)、ようやくゲートにたどり着く。

中に入ると、クロアチアサポーターの赤白のチェス盤柄とエクアドルサポーターの黄色のユニフォームが目に飛び込んでくる。
どっちも鮮やか。思ったよりもクロアチアファンの日本人が多いと思う。エクアドル人もたくさんいる。
すぐ前の席にはエクアドル人、後ろの席にはクロアチアサポーターがいて、なんとなくサンドイッチ状態となる。
私は、最初はクロアチアを応援するつもりでいたけれど、サポーターの熱気がエクアドルの方が元気なので、つられてエクアドルを応援しようと思う。もともと弱い方を応援するつもりでいたし、エクアドルはまだ勝っていないから。
エクアドルのサポーターはとても元気。ずっと「Si se puede ! Si se puede !」と言っていて、何のことかと思ったら、「やればできる(=Yes we can)」という意味らしい。毎回代表チームの試合ではこの「シ セ プエデ!」が大合唱されるとのこと。
ずっと負け続きなんだけれど、めげていない。雰囲気がいいから、選手もメンタル的に助けられているだろうな~と思う。
チームカラーが黄色だから、それだけでも溌剌感があるのかな。鳥の着ぐるみでビッグバードみたいな人がいて、うらやましくなる。(連れに言わせると、あそこまで目立つ以上は試合中ずっと熱い応援を続けなくちゃいけないから大変らしいけど)
大きな国旗も広がる。対して、クロアチアはあまり目立たない応援。若干エクアドル側の席だったこともあるかもしれないけれど。日本人サポーターも、ユニフォームは着ているけれど、おとなしく座っている感じ。やっぱり自国の人たちが盛り上げないとだめなのかな。国旗も広がるのかなと思ったら、エクアドル国旗が広がったすぐそばに、小さい旗が広げられた。

イタリアとメキシコを含めたこのグループGは、勝ち点差がそれほどないため、勝負いかんではどの国も決勝T進出の可能性がある。世評ではイタリアとメキシコが大本命、でも前回第3位だったクロアチアもあなどれまじ、といった向きで、W杯初出場のエクアドルはチェックされていないようでもあった。

とはいっても、エクアドルは南米予選を2位通過している。(1位アルゼンチン、4位ブラジル)
南米予選って、ブラジル・アルゼンチンのほか、パラグアイにウルグアイ、チリにコロンビアといった強国だらけだから、予選を勝ち抜くだけでも大変だろうなあ。ちなみにエクアドルのホームは標高2800mなので、ホームで試合をすると無敗らしい。(相手はみんな高山病になってしまう)

前回、コロンビアでオウンボールを入れてしまった選手が帰国後射殺され、今回のエクアドルの監督も、ノーゴールだったら殺すぞ、という脅しを受けての大会参加と聞いている。みんな命がけだなあ。

今回、クロアチアはイタリアに勝っているため、グループ内の順位は入り組んでいる。エクアドル×クロアチア戦は、大分で行われているイタリア×メキシコ戦と同時刻の開催。地上波では流されない模様。軽視されているのかしらー。でも、7万席近い客席はほぼいっぱいだった。

クロアチアは、シュケルなら知っている。選手リストを見ると、シェリッチ・シミッチ・ラパイッチ・ジブコビッチ・ボクシッチ・スタニッチ・シャリッチ・オリッチ・ブラオビッチ・・・と「ッチ」名前がずらりと勢ぞろい。ついでに監督はヨジッチ。楽しいリストだなあ。
エクアドルはほとんど知っている選手がいないけれど、アギナガがヒーローらしい。
試合は接戦で結構おもしろかった。ボールがよく動いた。クロアチアが圧倒的に攻撃するのかと思いきや、どちらも守備に力を入れていた。でも後半に入ってすぐ、アギナガの導入から、右サイドバックのデラクルスによるゴールが決まって1点リード。エクアドルサポーターの手放しの喜びようが新鮮。私も、(これで監督の命は保障されたわ)とほっとする。

そこからはクロアチアも激しく攻撃をしかけるけれど、エクアドルがなんとか守りきって、結局1-0でエクアドルが勝利した。
会場内で電話をかけていた人が、「~そんなわけだから、エクアドルを応援しろってぇ?」と話していたので、まさか・・・と思ったら、同時にやっていたイタリア-メキシコが同点だったため、エクアドルが勝たないとイタリアは決勝Tに進めないというなんとも際どい状況に置かれてしまったらしい。クロアチアが勝ったらメキシコとクロアチアが決勝進出になっていたところ。イタリアは、ギリギリのところで辛くもパスを手に入れた。(順位:メキシコ7、イタリア4、クロアチア3、エクアドル3)

エクアドルがたくさんゴールを入れれば、メキシコとエクアドルにもなっていたのだけれど、結局1-0という結果は、クロアチア・エクアドルどちらも一時敗退という結果を招く。まあ、それでも、W杯初の勝利で勝ち点3をあげられたエクアドルは大喜び。クロアチアはまさかの一次落ちでがっくりしている。

どうも、前回のメンバーから今回の若手への引継ぎがうまく行っていなかった模様。シュケルも、日本の湿気にぐったりして、前の試合では途中交代してしまったし。でも次回は大丈夫でしょう。
エクアドルサポーターは帰りの道でもずっと「シ セ プエデ!」を連呼していた。
今回は家が近いのでとても助かる。連れに付き合って電車に乗ったけれど、駅に入るまでにも人数規制があったりして、すごく混んでいた。

あとで知ったことだけれど、フジテレビ番組「デリ・スマ」で、エクアドルの人からの、”日本にはエクアドル人が少ない(全国で約70人しかいないらしい)から、盛り上げてほしい”という依頼をSMAPの中居君が受けて、「スタジアム内をエクアドルの応援の為の黄色のTシャツの人でいっぱいにしよう」と場内の浮動票の人達にTシャツを配る企画を立てたらしい。
そのTシャツに彼は「Si se puede ! Si se puede !」と言う言葉を直筆で1000枚近くも書いたとのこと。
バタバタと会場に転がり込んだ私はちっとも知らなかったけれど(新横浜で配っていたのかな)、偉いなあ。勝てたのはそういった草の根応援のおかげかも。中居君はドイツ大会での応援も頼まれたということだった。
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック