2010年11月12日

ブリジット・ジョーンズの日記

51EEJ34TB1L._SL500_AA300_.jpg出演: レニー・ゼルウィガー、ヒュー・グラント、コリン・ファース
監督: シャロン・マグワイア


原作を読んだ時、日記の一人称形式に現れるヒロイン像が性に合わず、まったく楽しめなかったので、苦手意識がありましたが、元ネタのオースティン『高慢と偏見』の映画が予想外におもしろく楽したので、こちらも映画版を観てみました。

全て日記上で展開される原作よりは、はるかについていきやすい運びになっていますが、大酒飲みのスモーカーで、太めというブリジットを映像で見ると、かなり迫力満点で、やはり一歩退いてしまう感じ。
もともと、レニー・ゼルウィガーはあまり好きな女優さんではないので、さらに気持ちが遠のきますが、役のためにかなり増量し、太った体型にしたという点には、役者根性を見ます。

ヒュー・グラントがやけにセクシーな役を好演。プレイボーイがはまり役という感じ。
コリン・ファースは、渋く落ち着いていて、確かに『高慢と偏見』のダーシー役もきちんとこなせそう。
配役は申し分なかったと思います。
ヒロインの感情が赤裸々に日記に出ている割には、話の展開はかなり出来過ぎに思えます。
頑張って前向きになれば、TVキャスターも夢じゃない、と言いたかったのでしょうか。
キーワードは「ありのままの君が好き」。
結婚適齢期になっても働く独身女性は、こう言ってもらえるとホッとするのでしょう。

彼女を支える悪友たちがとてもいい感じ。
そして、独身女性ながら、ロンドンで大きな家に住んでいられるブリジットがうらやましく思えました。
しかし、あの水色のスープをみんな飲んだとは。ブリジットへの愛情がないと飲めませんね。
観ているだけでウ~ッときそうな、派手な色のスープでした。

『高慢と偏見』が元だとはわからないほど、別の作品となっています。
映画を見てから原作を読むと、独身女の独りよがりぶりがそれほど気にならずに、楽しめるような気がしました。
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