2011年01月23日

『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』

081211_redcliff2_main.jpg監督: ジョン・ウー
出演: トニー・レオン, 金城武, チャン・フォンイー

前篇を見ていたため、いよいよ戦いとなる後編を楽しみに観ました。
前篇で、主要登場人物はすでに頭に入っています。
今回は、孫権の妹役のヴィッキー・チャオが大活躍。
男装して、敵国に忍び込み、兵士としてスパイ活動を行います。

彼女も、周瑜の妻の小喬(リン・チーリン)も、自ら敵国へと単身赴きますが、主要女性陣がこぞってそんな危険を冒す話の展開にびっくり。
両方とも、原作にない話ですが、いくらエンターテインメント性を高めるとはいっても、似たようなパターンをそんなに作り出していいのでしょうか?
中国の女性は、昔は男勝りのヒロインばかりだったのでしょうか?
彼女たちだけでなく、この映画では大将格がずいずいと前線に出ています。
戦い方として大丈夫なんでしょうか?時にスローモーション映像となる殺陣のシーンは、前回同様とても見がいがあります。
話の荒唐無稽さを吹き飛ばすような、戦闘シーンの迫力でした。

孫権の妹は、敵国では女性とばれないようにモコモコに着こんでいるため、「でぶすけ」というあだ名をつけられます。
お年頃の娘にとって、なんとひどい名前でしょう。
でも、特に気にすることもない彼女。やはり腹が据わっているようです。

結局戦いの最中で、曹操と孫権、孔明が出会います。
それもすごいシチュエイション。
曹操と諸葛亮は、お互い逆族と言い合っていました。
それぞれから見たら、確かに敵が討つべき存在。
お互いの立場と味方があり、そこに誤解が生じるから、戦いが勃発するものですね。

前回よりも派手な戦闘シーンが多く、戦いの不条理さもあますところなく表現されていました。
疫病が蔓延するなど、見ていて息がつまりそう。
個人的に、物語の中でも印象的で好きな「10万本の矢」のシーンを、映像で見られたことに、感動しました。
趙雲は今回も大活躍していました。スローモーションで棒高跳びのような戦いを見せてくれます。
いったいどこであんなアクロバティックな技を覚えたんでしょう。
アクションについて一つ一つ言葉にして挙げていくと、妙な笑いが出そうなので、やはり観た感じで受けたすごい印象としてとどめておくべきでしょう。

矢が髷に当たって紐が切られ、長髪となった曹操。ロン毛になったと思ったら、目に見えてパワーダウンしてしまいました。
なにか、髷を結った効力でもあったのでしょうか。

トニー・レオン役の周瑜が言った「勝者は…いない」というセリフが、一番心に残りました。
戦乱の世では、今日の友は明日の敵ではありますが、孫権と孔明のきれいにまとまった友情がすがすがしかったです。
孔明は、仔馬の馬のモンモンをもらっていくんですね。
彼らが別れゆく、ラストシーンの場所がとてもきれいでした。
posted by リカ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 【Cinema】アジア映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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