2011年06月20日

銀座KIHACHI総料理長・熊谷喜八シェフによる「クッキング・デモンストレーション・イベント」

銀座KIHACHIグルメサロン

銀座KIHACHI総料理長・熊谷喜八シェフによる、オージー・ビーフ&ラムが堪能できる「クッキング・デモンストレーション・イベント」

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KIHACHIは何件か行ったことがありますが、銀座本店に行くのは初めて。
しかも今回は、総料理長・熊谷喜八シェフ自らが目の前で解説しながら調理してくれるという、素敵なイベントです。
楽しみに向かいました。
キハチ本店は、いったん前を素通りしてしまったほど、黒を基調にしたシックな外装で、銀座の町に溶け込んでいました。

集まったのは招待客30組60名。参加者たちはみんな銀座OL風の爽やかな雰囲気で、会場はおしゃれな女性たちで華やいでいました。
喜八シェフは、何軒も有名店を持つ超一流の料理人でありながら、高いコック帽をかぶって居丈高にふんぞり返っているタイプではなく、ユーモアあふれる気さくで優しげな人でした。
また、サプライズゲストとして、世界的に有名な「Tetuya's」オーナーシェフのてつやさんが登場しました。
今からお店に予約を入れても、彼の料理を食べられるのは来年になるそうです。
つまり半年待ちなんですね。なんて人気なんでしょう。
いつか、Tetuya'sにも行ってみたいものです。

銀座本店では料理教室も開かれているとのことで、シェフの肩越しに、部屋の左右両脇にモニターが据えられており、遠くに座っていても、シェフの包丁さばきや、鍋の中の状態を見ることができる、本格的な設備が整っていました。

今回のメインはオージー・ビーフ。
しょっちゅう食べるわけではないし、食べる時も普通に焼く程度だったので、シェフがどんなメニューを教えてくれるのか、興味シンシンです。

早速調理に入ります。説明をしながら手際よく準備を行う様子は、とても滑らかで無駄な動きがありません。
フライパンにバターを少し入れていました。
「プロが鍋にバターを入れるのは、バターの状態で鍋の温度を見るため」だそうです。
なるほど、わかりやすいですね。

オージービーフの塊はかなり大きくて、さすがのシェフも一苦労。
「オージービーフといったらミディアム・レア」と繰り返し言われている通り、中までしっかり火を通さず、赤身を残すのが、うまみを引き立てるコツだとのこと。
そのためには、まずは肉塊の筋切りをして、30分ほど前から室温に戻すことが大事だそうです。

厚さ1㎝~1.5㎝の場合には、中火で表裏を1分30秒ずつ焼くとのこと。
不安になるくらい短いですが、それでこそ鮮やかなミディアム・レアに仕上がるんですね。

重要ポイントとして、厚いお肉は休ませる時間が必要だとして、フライパンを火から下ろし、お肉の下にフォークなどで隙間を作って、3分ほど置きました。
このひと手間をかけることで、予熱で肉汁が閉じ込められて、ジューシーになるそうです。

みんなが静かに見守っているなかで、肉を切りながら、シェフは
「TVでは、あまり3枚おろしをしないんだよ。撮影カメラを前にすると、さすがに料理人も興奮して、うっかり手を切ったりすることが多いからね」と言いました。
かくいうシェフも、以前とある番組で魚をさばいている時、やけに血がたくさん出てくる魚だなあと思ったら、なんと気づかずに自分の手を切っていたそうな。
そうなんですか。やっぱりプロでも緊張するものなんですね。

話を聞いていながら、しその実漬けの瓶が回ってきました。
ビーフにかける、大根ソースのレシピに入っていました。
この和風ソースは、大根.赤玉ねぎ、大葉の粗みじん、しその実漬け、生姜のみじん切りに、土佐酢、太白ごま油、炒り白ごま、ラー油が入った、秘伝ソースと言ってもいいほどとっておきの味でした。

見とれているうちに、「オージー・ビーフ・ステーキ 大根とアスパラガスと共に 和風ソース」が完成。
茹でたふろふき大根の上にビーフが乗せられ、そして大根ソースがたっぷりとかけられています。
シェフは「大根 on 大根」と言っていました。(しゃれ?)

今回は、「茹でる」「揚げる」「焼く」の三通りのオージー・ビーフを、メニューとして出してくれます。
美しい料理にすっかりうっとりしている私達。
いよいよ試食タイムがやってきました。待ってました!

まずは、ロゼのスパークリングワインで乾杯。
こんなメニューでした。

・オージー・ボイルドローストビーフと旬野菜の一皿
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・オージー・ラムのスパイス揚げ、野菜と豆のスープ添え
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・オージー・ビーフのステーキ 大根とアスパラガスと共に 和風ソース
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・マスカルポーネアイス・クリームに2種のメロンピュレとメロン添え
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・パンと紅茶

今回のオリジナルレシピも、紹介されました。
目の前で調理してもらうと、自分でも簡単に作られそうに思います。(一流シェフの技ということを忘れている)
ビーフと聞いて、(がっつり系かしら)と思っていましたが、さすがは銀座KIHACHI、そんなことはなく、野菜をふんだんに用いた、逆にとてもヘルシー感のあるものに仕上がっており、安心して食べられました。
素材をどう生かすかが、シェフの腕の見せ所ですね。
そして、盛り付けもどれも芸術的に美しかったです。
今回は女性をメインの対象ににしたイベントのため、ビーフの塊も、女性が喜ぶ、美しくてヘルシーでゴージャスな料理に、見事大変身を遂げていました。

どの料理も、オージー・ビーフとラムを使ったものですが、まったく違う味付けと風味になっているため、飽きが来ません。
同じテーブルのお上品な女性たちと、感嘆しながら、誰もが残さずいただきました。
全部でビーフ150gだったとのことです。おなかがいっぱいになりました。

実は、赤身の多いオージービーフには、たんぱく質やビタミンB群ばかりでなく鉄分や亜鉛といったミネラルも豊富なんだそうです。
そして、鉄分が多いといわれるほうれん草は、意外にも体内に吸収しづらいそうです。
どちらの話も知らず、目からうろこが落ちました。
赤肉にほうれん草を合わせて一緒に摂るとよいとのことでした。

どれもとってもおいしくて、甲乙つけがたいです。
いろいろな調理法が生かせるんだなあと、改めて感じました。

デザートも、涼しげで夏らしく、美味しくてとろけそうでした。
2種のメロンというのは、一つはスイカ(water melon)だからでした。
シェフが「メロンにメロン」と言っており、やはりしゃれなのかな?と思いました。

おいしく食事をいただいて、参加者からの質問タイムもあり、大満足した後で、まだお楽しみは残っていました。
抽選会です。
「参加したからには当てたいな。念を込めよう」と言っていた連れが、なんと当選しました。
すごいパワーです!なせばなる!

帰りがけには、参加者全員にお土産もいただきました。
タオルハンカチ、牛のマスコット、ルッコラ栽培セット、ジップロック、エコバックなど。
牛のマグネットつきぬいぐるみがとってもキュート。
至れり尽くせりで、とっても幸せ気分になれた夜でした。
会場では、「週2、3回食べるのがおすすめ」と言われていました。
そんなに頻繁ではなくても、慢性貧血もちなので、これからは心がけてオージービーフを食べるようにしようと思いました。
夏バテ防止のためにも!

posted by リカ at 18:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 【events】その他 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
美味しそうです。
本当にパワーをつけようと思ったらこれくらいのもの
食べないといけないのかもしれませんね。
(素材、調理法とも)

それは抜きにしても、ただ単純に美味しい喜八さんの料理を1度は食べてみたいです。

抽選ラッキーでしたね!引き寄せるパワーがあったのかも。おめでとうございます☆
Posted by トッシー at 2011年06月25日 06:01
トッシーさん、コメントありがとうございます。
ビーフとラムづくしでしたが、おなかがもたれることなくおいしくいただけました。
やはり野菜をたくさん一緒に食べたためでしょうね。会場は、女性の方が多かったのですが、誰ひとり残した人はいませんでしたよ。

美味しいものはやっぱり幸せを呼ぶものです。
参加できてよかったー!
贅沢な気分を味わえました♪
トッシーさんも、素晴らしい食材に恵まれた環境においでなのですから、グルメな生活を送って下さいね!
Posted by リカ at 2011年06月27日 19:43
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