2015年08月22日

『スピッツ 横浜サンセット2013 -劇場版- リバイバル上映』

Spitz_B1-poster.jpgat 横浜ブルク13 シアター11

2013年9月に横浜の赤レンガパークで開催したスピッツ野外ライブの映像。
スピッツファンの友人2人と観に行きました。
ライブを映画で観る、という意識がなかったので、不思議な気分。
なぜDVDじゃないんだろう?と思いますが、大型スクリーンで観てほしいということなのでしょうか。

普通の映画とは違う料金(2500円)。
横浜では、2週間だけの上映。その初日の初回のためか、全席満席でした。人気ですね。
館内には、スピッツのライブTシャツを着ている人たちの姿を何人も見かけ、本当にライブ会場に向かう気がしました。

オープニングからアンコールまで、トータル130分。曲目は、夏や海にまつわるものを中心に組まれており、全てのアルバムから選曲されたそうです。
ファンにはたまらないでしょうね。

上映が始まりました。さすがはフルスクリーン、音響もよく、臨場感たっぷりです。
会場のムンムンとした熱気が伝わってきます。
だってここはみなとみらい。ライブが行われた赤レンガパークはすぐそこですから、土地勘があるだけに、いっそう身近に感じられます。

う~ん、いい演奏。観客と一緒に自然に拍手をしそうになりましたが、自分がいま映画館にいることを思い出して、手を叩くのはやめておきました。

草野マサムネの声は、特にツヤがあるわけではなく至ってシンプルですが、聴いていくうちに(この人、歌上手いな)と気が付きます。
普通、ライブでは、音を外してもまあオッケーという感じですが、全くずれません。
でも一度、歌詞を飛ばしたところがありました。やっぱりライブだなあと、むしろなんだか嬉しくなりました。

伴奏も同じくミスがありません。さらっとこなしているようで、完成度が高いバンドだなあと、彼らのあらわにしないプロ根性を見ました。

同行友人の一人がドラムの崎ちゃんファンで、その影響を受けて、これまではマサムネしか見えていなかったのが、その背後でビートを刻む崎ちゃんにも目が行くようになりました。
彼はいつも、とても嬉しそうに、楽しそうに叩いていて、(本当にドラムが好きなんだ)と伝わってきます。

ハモリは、崎ちゃん担当かと思ったら、曲によってほかのメンバーも歌っていました。
ドラムを叩きながらハモる時には、マイクが彼の目の前にありますが、演奏だけの時にはマイクは消えています。
ずっとスティックを両手で持って叩いているため、自分でマイクは動かせなさそう。
マイクは、どうやって出たり消えたりするんだろう?
彼が、足元のボタンを踏んで、操作しているのかしら?
あとで友人に聞くと「あれは、下に人がいて手動で動かしているんだよ」とあっさり教えてくれました。
なんと!崎ちゃんおつきの黒子がいたとはびっくりです。

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スピッツはちょっと好きな程度の私ですが、それでも「チェリー」「涙がキラリ☆」「渚」など、知っている有名な歌がたくさん流れて、嬉しくなりました。
ちょうどアルバム『小さな生き物』を出した時で、収録曲も何曲か披露されました。
その中で、特に気になった歌がありました。
彼らの持ち味のふわふわ感を押さえた、ストレートな歌詞だと感じたのです。
あとになってそれは「ランプ」という歌で、震災を歌った歌だと知りました。
歌詞を読み返して、ぐっときました。

隣が海なので、クルーザーも時々近くまで寄ってきて、雰囲気たっぷり。

てっちゃんはあいかわらずファンキーな髪形で、田村はあいかわらずフットワーク軽く、ステージ上を走り回ったり、飛んだり跳ねたりしていました。

MCタイムには、崎ちゃんがここでの屋外ライブが決まった時、一人で下見に来て、フルーツポンチを頼んだという話をしてくれました。
今回もフルーツポンチが食べたくて、買ってきてもらったそう。
フルーツポンチって、赤レンガで売ってるのー?
その昭和な感じがイイ!

てっちゃんは、演奏しながら見えるというインターコンチの上に立つ女神像の話をしていました。
「あれ、アド街で紹介されてたよ」って。アド街見てるんですねー。

田村の「音楽以外の趣味はなにかとインタビューで聞かれて、(音楽しかない!)と言いたかったのに、気が弱くて言い返せず、"縄跳び"と答えた」という話も笑えました。

マサムネは、帽子があつらえたかのようによく似合っていました。
単独野外ライブは16年ぶりで、前回の会場は小岩井だったそう。
また横浜とはずいぶん雰囲気が違うところでしたね。
牧場のイメージが強いため、スピッツのライブに牛や馬が耳を傾けている様子を想像して、ほのぼのしました。

ライブが進むうちに、どんどん前のめりになり、もうすっかり会場と一体化していたので、アンコールが終わった時には、祭りが終わった寂しい気持ちになり、席に沈み込みました。

(上映後には、友人2人は魂を抜かれたようにポーッとしているんだろうな)と予想していたら、私も一緒にぽーっとしてしまい、3人でお茶をしながらも、いつになくふと会話が止まったりしました。
楽しかったです。普通に好きなバンドだったのが、さらに好きになりました。
スピッツファンの友達と一緒に見られたのが、またよかったです。感動と興奮を共有できたから。
すぐにでも観返したくなる横浜ライブの映像、売り出したらぜひほしいわー。
DVD化を希望していまーす。
posted by リカ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 【music】Rock, Pops, R&B | 更新情報をチェックする
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