2016年02月17日

港北区第4回オープンファクトリー②(鈴木機械彫刻所)

of2-logo.jpg2/13
オープンファクトリーの2軒目は、有限会社鈴木機械彫刻所。
昭和37年の設立で、今年で創業54年目。
初めは表札彫りなどから始まり、今では年間に200種以上の製品を作成しているとのこと。
国立科学博物館前にあるシロナガスクジラの眼球や、住友林業のキコリンの目を手掛けているそうです。
どちらの目もよく見ると立体的なんだとか。今度上野を訪れた時には、博物館のクジラの目に注目しなくては。

プラスチックのパネルの文字は裏から彫る説明を聞きます。
表面彫りをすると、溝ができてざらつくため、保存や安全性のために、そうしてほしいとのニーズが高いそう。
確かに、壁に貼られた「消火栓」などのパネルの表面を触るとつるつるしていますが、それは裏から彫ってあるからだとは思い至りませんでした。

DSC_0143.jpg


50年ずっと使っており、今はもう売っていない年季の入った彫刻機を手で動かす、職人技の機械彫刻を見せてもらいます。
デザイン設計を行うのはCAD。
目下炊飯器の上の部品を開発中ながら、どこのメーカーかは秘密だそうです。
それでも以前の見学者の中に、ボタンの配列からどのメーカーかわかる人がいたとのこと。そういう世界なんですね。
今回のオープンファクトリーでは、中での写真撮影は基本ナシですが、それはあちこちに企業秘密があるからでしょう。

昔の機械と最新のマシニング ロボドリルの機械が並んでおいてありました。(MC?NC?)
やすりのようなものが1本のみのものと、14本揃っており、プログラムに沿って動くもの。
最新機器は、夜も稼働するため時間短縮につながるそう。
刃物の交換も自分でやるそうです。
ただここでは、昔ながらの機械も、用途に応じていまも使用しているそうです。


DSC_0144.jpg


通路には、去年のオープンファクトリーでの参加者の寄せ書きがありました。
みんなの素直な感嘆の声が書かれています。
私も、リンゴのふせんにメッセージを書いて貼ってきました。

最後に小部屋に移動し、最新3Dスキャナを使った製作を見せてくれました。
そっくりのものが出来上がります。ハリウッド映画のアート担当みたい。
白いものは光が反射するため撮りづらいのだとか。
見学者の中にはお子さん連れの家族が数組おり、樹脂で作ったカモネくんやアンパンマンを見せてもらって、子供たちが喜んでいました。
中を空洞にするとコストはおさえられるものの、耐久性が弱くなるため、中をどうするかは重要な決め事になるそうです。

DSC_0148b.JPG


帰りがけに、機械で裁断したプラスチックに、彫刻機でデザインして作ったキーホルダーを頂きました。
作り方を見てきたばかりなので、嬉しくなりました。

○ 鈴木機械彫刻所
posted by リカ at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 施設体験/工場見学 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック