2016年02月17日

港北区第4回オープンファクトリー③(シュリーマン株式会社)

16042_m1.jpgオープンファクトリー、最後となる3軒目は、シュリーマン株式会社。
こちらの見学者はぐっとご年配の男性が多く、8人グループもいました。
自動車部品からペットボトルまで、さまざまなものを細かい寸法のもとに作り出す精密測定機器メーカー。
正直、ここでの説明が一番私には難しかったため、内容に間違いが多いかもしれません。
よくわけがわからないまま、書いているところもあります。済みません。

社長自らが工場内を案内してくれました。
精密測定をする機械の誤差は、3/1000ミリだそうです。
(ギフグラインダー?)あまりほかではない特殊機器だとのこと。
測定器はドイツが最優秀で、日本は二番目ながら、ほかの機械ははたいてい日本製が一番だそう。

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依頼元からの要望をもとに業務計画を立てていくとのことで、「メニューのない料理店のようなもの。お客のニーズを聞いて作っていく」と社長。
機械は遊星回転を行いながら、筒の中を研磨。5000回/分の速さで行われるため、筒の中身もつるつるになります。

1/100ミリ単位の針で調節が行われるそう。
精度が求められる仕事であり、自動車関係の依頼が多いとのことです。

3次元測定器の部屋は常に20度が保たれています。膨張を防ぐためだとか。
その機会は、点で物体の形状を把握し、数箇所を覚えさせると図形が出来上がります。
丸は3箇所、球は5箇所でぴったり再現できるそう。
1/万ミリまで出せるというので、完全にミクロの世界です。
このマシンの結果には絶対的な信頼感が置かれており、これを通すことが納品時のチェックの条件になっていたりするそうです。

部屋いっぱいに大きな機械が設置されています。大きな機械を工場に入れる時は、いったんばらばらにして、中で再度組み立てたのだそう。
天井をぶち抜いたと聞いて見上げると、上げ底ならぬ上げ天井というのでしょうか、確かに少し高くなっていました。

会議室では、着席してテーブルに置かれた薄い材質の厚さを手で確認してみます。
1ミリ以下のものでも、感触でわかりますが、0.01㎜にもなると、置かれたテーブルとの段差は触るだけではほとんどわからないくらい。
治具の精度はこのレベルまで求められるそうです。
ミリよりも小さな単位はマイクロと言って、0.001ミリ=1マイクロメートル、0.01ミリ=10マイクロメートル。
聞き慣れない言葉です。

「ジグ」という言葉が出てきました。加工を補助するための道具だそうです。
「ものづくりは大手ではなく中小企業」
「今は何でも可視化できるようになったので楽になったが、3D-CADソフトばかり使うと、脳を使わなくなる」そうです。

ペットボトルの元を手渡されました。膨らませる前は、シリンダーのような形でしっかりしており、ペコペコじゃありません。
力を込めて押してみてもびくともしませんでした。
ここではペットボトルの口径精度の確認依頼の仕事も請け負っています。
4Lの焼酎などの容器も取り扱っているそうです。

最後にとても難しい製造クイズが出されましたが、わかりやすすぎるヒントつきだったため、みんなで楽しみました。
問題は20問ほど用意されていたとのこと。一つも歯が立たなかったあの問題集と回答、ほしいわ~。
沖縄以外の都道府県に仕事上のつながりがあるそうで、営業さんは、日々日本中を飛び回っているのだそう。
はじめ外国人のモデルさんをサイトのトップページに起用していたら、社名から外資系と間違えられることが多かったため、純和風仕様にしているとのことでした。

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大阪のスワン社というゲージメーカーと姉妹会社とのことで、その会社の隙間ゲージをいただきました。
ただ、これが一体何なのか、どうやって使うものなのか、さっぱりわかりません。
SNSで聞いてみたところ、これを持っていたという友人が数名いました。今度使い方を教えてもらおうっと。
初めて見る、不思議な道具にワクワクします。私も使いこなしてみたいものです。
まだまだ、知らない世界は広大だなあと思いました。

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工場見学は好きですが、普段参加できるのは、大企業がほとんど。
今回のような中小企業を見学できることはなかなかないので、いい機会でした。
どこもとても専門性が高く、知らないことばかりで圧倒されましたが、どの会社も伝統を持ちながら最新テクノロジーを駆使していることが印象に残った見学会でした。

○ シュリーマン株式会社
posted by リカ at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 施設体験/工場見学 | 更新情報をチェックする
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