2016年03月25日

鍼灸師に学ぶ、ビジネスと人生に効く東洋医学〜東洋医学で育む『適当力』と『復元力』〜

88_n.jpgat 3月23日(水)、+PLUS
by 青山麻美(カラコロ堂治療院院長、鍼灸師/国際中医薬膳師) 

赤坂コミュニティカレッジセミナー、3月の第2弾は、鍼灸師・国際中医薬膳師の方のレクチャー。
あきる野市で治療を行っていると聞き、いい環境なんだろうなと想像しました。

いろいろなことを教えていただいたため、箇条書きでまとめます。

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○ 現代医学と東洋医学の違いについて。

現代医学と東洋医学では、健康についての考え方からして違うのだそう。
現代医学:歪みは不健康
東洋医学:その人にとって調子がいいのなら歪んでいてもOK

現代医学:症状ありき→症状が出ない限りは健康
          →激務が続いても健康?

悪い環境にいる時
現代医学:動じないメンタルの強さをよしとする
東洋医学:嫌だと感じる→こちらの方が健全な感覚

東洋医学の前提となっている考え・・・『人体は小宇宙』
大宇宙は自然環境 どちらも宇宙なので、変化するのが当たり前

現代医学:変わらない身体が健康
東洋医学:変われる身体、復元力(自分で不調を修正する力)があれば健康

現代医学:病院
東洋医学:治療院、漢方薬局

現代医学:延命、長生き重視
東洋医学:長生きすればいいということではない
     その人の天寿を全うするもの

現代医学:健康のために、あれもダメ、これもダメと禁止する
東洋医学:「養生」(それまでの生を楽しむ)たまにはあれもこれも楽しむ

○ 気・血・水理論、五行論、陰陽学説

・気・血・水理論とは
気(体と心を動かし、温め、守るパワー)・血(血液、滋養)・水(血液以外の水分、潤い)が全身をスムーズに巡っているか

手足の「井穴(せいけつ)」マッサージ:爪先にあるツボの総称。気の通り道である「経絡(けいらく)」のスタート地点

ツボ 全身で361くらい 井穴(せいけつ)が気の流れを整える
腰痛の場合は足 外こうるぶし

・五行論とは
身体の各種機能(肝・心・脾・杯・腎)がバランスよく働いているか。
快眠・快食・快便が指標

・陰陽学説とは
生体リズム、身体の軸、温度を陰と陽に分ける。それぞれのバランスは取れているか。

東洋医学はもともと自然哲学からきたもの。

○ 現在の自分のバランスをチェック
気虚(パワー不足)、血虚(全身に栄養を運び老廃物を回収する力不足)・
血瘀(けつお・血の巡りが滞る)・気滞(気の巡りが滞る)・水滞(水分代謝不良)
<ちなみに自分は血瘀タイプだった>

舌診(ぜっしん):舌の状態(色、形、苔など)を見て健康状態を知る

○ いいバランスをキープするには
東洋医学のキーワードは『中庸』。
偏ると心身の不調につながる。
やりすぎもやらなさすぎもダメ。

ゆっくり大きく呼吸する。
大きな呼吸をする時に頑張って吸うのは、それだけで緊張していること。

○ 参加者との質疑応答から

西洋医学への患者の不満は「話を聞いてくれない」ということ。
西洋医学と東洋医学、どちらも使い分けていいところを取ればいい。

鍼灸師は国家試験。毎年5千人合格している半面、ハリを受けたことがある人は国民の7%。ハリ師は余り気味の現状。

押してみて「いた気持ちいい」場所がツボ。
素人がやみくもにツボ押ししても、特に害があるわけではない。
ツボではないところを押されると、ただ気持ちが悪いだけ。自分の感覚を大事にすればよい。

● 感想

最近気になりつつある東洋医学。即効力はあまりありませんが、個人個人の体質や体調にあった改善法を導き出してくれるところに引かれます。
やりすぎはよくないとはわかりますが、中庸(ほどほど)が大切で、やりすぎだけでなく、やらなさすぎもダメというのが若干目からウロコでした。
バランスが大事というわけですね。
自分の舌をまじまじと観察したのは、実に子供の時以来。
もっと自分の身体に意識を向けるべきだと感じました。
posted by リカ at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 【lecture】講演会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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