2016年06月21日

フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展

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2016/6/11
DNP ミュージアムラボ

地球儀や天球儀が好きで、家には大航海時代のアンティークの地球儀を置いています。
フェルメールの『天文学者』『地理学者』に描かれた「ホンディウスの地球儀・天球儀」が展示されると聞いて、実物を見てみようと行ってみることにしました。

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事前予約制のため、申し込んだ時にはすでに前期の予約はいっぱいで、お目当てのものは入れ替えとなって見られませんでしたが、その代わりに後期限定の、16世紀の銅に彫刻を施した「ヴェルザーの地球儀」が展示されており、十分に見ごたえのある展示内容となっています。

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フランス国立図書館が所蔵する11世紀〜19世紀に製作された地球儀・天球儀の中から55個が選定されたこの展覧会。それにDNP大日本印刷が3Dデジタル化を施し、リアリティあふれる展示となっています。

まずは本物の地球儀・天球儀の鑑賞。日本でいう戦国時代以前に、よくもこんなに精密な土地情報を得ていたものだと驚くばかりです。
それでも、極東日本の情報はなかなか得られなかったようで、そもそも載っていなかったり、アメリカと一緒になっていたり。日本と思われる島を探すのもまた一興。

パンフレットを指定の場所に置いたら、その内容を映像化して説明してくれるという画期的な技術も紹介されました。
中でも一番驚いたのは、18世紀の天球儀の中に入って、ヴァーチャル空間を楽しめるもの。足元から天空まで、どこを見回しても切れ目なく360度星座を観察できるという初めての体験ができました。

フランス国会図書館の保有する歴史的な文化遺産と、DNPの展開する先進的な技術を存分に堪能できた会。
予約制のために大勢の観覧者でごったがえすこともなく、一つ一つの展示品をじっくりと鑑賞できます。
地球儀や歴史、地理、そしてテクノロジーに興味のある方にお勧めです。

・フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展
 (後期は 9月4日(日)まで)
この記事へのコメント
昔は日本を描くのは大変でしたでしょうね。
何せマルコポーロが東方見聞録で中国の人から聞いた、「黄金の島ジパング」から描いていたのでしょうから、イマジネーション全開だったのでしょう。
Posted by みん at 2016年06月22日 13:04
みんさん、昔の欧米の人々が海の向こうにあると言われる黄金の島に情熱を燃やし、その憧れが当時の地図に残されているなんて、考えただけでもロマンですね〜。

実際に初めて日本にやってきた欧米人って誰なんでしょうね。調べてみましたが、はっきりは分かりませんでした。
どうやらポルトガルの宣教師のようです。

黄金を狙う商人ではなく、キリスト教を広めたい宗教家だというのもまた、歴史の不思議ですね。
Posted by リカ at 2016年06月23日 00:55
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