2017年11月17日

人生をプラスにする音楽の力

人生をプラスにする音楽の力~チェロとコントラバスのディープな世界~
11月15日(水)+PLUS
演奏:金木博幸(東京フィルハーモニー交響楽団 首席チェロ奏者)
   黒木岩寿(東京フィルハーモニー交響楽団 首席コントラバス奏者)
コーディネイター:村尾真希子(東京フィルハーモニー交響楽団)
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黒木さん、村尾さん、金木さん

プログラム:
ジャン・バリエール「チェロとコントラバスのためのソナタ」
ハンス・フリーバ「無伴奏組曲より~プレリュード、ガヴォット、ジーグ」
アルフレート・シュニトケ「讃歌第2番」
黛敏郎「文楽」
ジョアキーノ・ロッシーニ「チェロとコントラバスのためのデュエット」

今月の赤坂コミュニティカレッジは、チェロとコントラバスの演奏会。
演奏者は、金木博幸氏(チェロ)と黒木岩寿氏(コントラバス)。
お二方とも東京フィルハーモニー交響楽団の首席奏者です。

オーケストラの中でも低い音を担当する二つの低弦楽器のソロやデュエットは、あまり聴く機会がありません。
加えて通常のリサイタルでは、演奏者は極力喋らずに演奏に集中するのが定番ですが、二人はわかりやすい解説を加えて楽器と曲、時代背景などを紹介してくれました。
プロの研ぎ澄まされた演奏を至近距離で聴けるなんて、めったにないチャンス。
至福の時間です。
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● ハンス・フリーバ「無伴奏組曲より~プレリュード、ガヴォット、ジーグ」
オーストリア出身のコントラバス奏者・作曲家であるハンス・フリーバが、バッハの「無伴奏チェロ組曲」のような曲を書きたいと思って作られた、現代版無伴奏コントラバス組曲。

初めて聞く作曲家ですが、コンバス界ではよく知られた人だそう。
どれも難曲です。
特に「ガヴォット」は、高音が出ています。
奏者は、猫背になった状態で楽器の駒に近い指板を押さえて高い音を出しています。
もうそれは、チェロの音域。
不自然な体勢でバランスを保ちながら演奏するのは大変なことで、弾きこなすにはとても高いレベルのテクニックが必要です。

● アルフレート・シュニトケ「讃歌第2番」
シュニトケは在ソビエトのドイツ作曲家。「讃歌第2番」は1974年作の現代音楽で、演奏時間は6分。
チェロとコントラバスで、メロディの対比が展開されます。
神と人の対話というようにも聞き分けられるとのことで、耳を傾けると、確かにそこに意味を感じます。
フラジオレット(倍音)の奏法が取り入れられています。

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● 黛敏郎「BUNRAKU」
本当はバッハ「無伴奏チェロ組曲」がプログラムに入っていましたが、突然変更になったのがこの曲。演奏時間9分。
大原美術館が依頼した1960年作の文楽の曲だそうです。

チェロの独奏曲なのに、文楽?
不思議に思いましたが、実際の演奏は、弦が指板にぶつかる音も聴こえるほど強いピチカートが続く、かなり激しいもの。
弓毛がパラパラ切れるほど激しい超絶技巧で、三味線のバチを叩く感じが表現されていました。
チェロで三味線。斬新です。
和音階のチェロの曲。チェロのポテンシャルをグイグイと引き出すような曲でした。

● ジョアキーノ・ロッシーニ「チェロとコントラバスのためのデュエット」
ロッシーニといえばオペラ作曲家。2人が所属する東フィルは、日本で一番長い106年の伝統がありますが、また日本で一番頻繁にオペラの伴奏をしているオーケストラで、「オペラのオケ」だと言われているそうです。
またロッシーニといえば、ベルカント唱法。
そんな彼でも、1824年に楽器の二重奏曲を作っていたんですね。

演奏中、黒木さんがおもむろに「何を弾こうかな~?」と言いながらメロディを展開していきました。
そんな奏者に自由さがある曲なのか、彼のアレンジなのかはわかりませんでしたが、聴く側としてはかなり新鮮でした。

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チェロの弓毛が何本も切れる熱演でした

途中で、観客の質問コーナーもありました。
「左利きの演奏者はいますか?」という問いには、黒木さんが「ポルトガルのコンバス奏者で一人いるのを知っている」とのことでした。
演奏の時には腕がぶつかることを考慮して、左利きの人も弦は右に持って演奏するものと思っていましたが、そういうわけでもないんですね。

どれも初めて知る、難度の高い曲ばかりでしたが、聴くポイントを解説してもらったおかげで、ゆったりと聴くことができました。

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金木さんと黒木さんなので「東フィルのゴールド・ブラックコンビと言われている」と教えてくれたコーディネイターの村尾さん。
家もお隣同士という仲良しのお二人の息の合った演奏とユーモアにあふれるトークに、時間を忘れて聞き入りました。
そして、日本フィルのコンバス奏者になっている部活の先輩のことを思い出して、懐かしい気持ちになりました。
posted by リカ at 15:02| Comment(0) | 【music】Classic・弦楽 | 更新情報をチェックする

2015年09月02日

「人生をプラスにする音楽の力Ⅱ ~ 大人のためのオーケストラの話と弦楽四重奏~」

88.jpg出演:東京フィルハーモニー交響楽団メンバー(Andrea Battistoni)
三浦章広(第1ヴァイオリン)、
平塚佳子(第2ヴァイオリン)、
須藤三千代(ヴィオラ)、高麗正史(チェロ)
司会:シニアコーディネイター 村尾真希子

プログラム:
  ・ドビュッシー『小組曲』より「メヌエット」
  ・モーツアルト K135
         「ディヴェルティメント」
  ・シュトラウス2世 「こうもり」序曲
  ・ピアソラ 「リベルタンゴ」
  ・山田耕筰 「赤とんぼ」
  ・シューベルト 「弦楽五重奏曲 ハ長調D.956」(第3,4楽章)「スケルツォ(プレスト)」「アレグレット」
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2015年08月29日

ウクレレ体験教室

8_n.jpg前からウクレレが気軽に弾けるようになりたいと思い、勇み足で楽器も購入していましたが、買ったきりしまいこんでいました。
(これではいけない)と反省し、町の先生が教えてくれるウクレレ体験教室に参加しました。

ウクレレといったら常夏のイメージ。もっと早くに練習をはじめて、夏には弾けるようになっていたかったのですが、秋の気配が感じられる頃になって、ようやく重い腰を上げました。
季節外れの感がなくもないですが、秋は稽古ごとのシーズンですからね、ということにして。。。
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posted by リカ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 【music】Classic・弦楽 | 更新情報をチェックする