2013年01月23日

佐川美術館所蔵 平山郁夫展 大唐西域画への道

20130125080858f96.jpg日本橋三越本店 新館7階ギャラリー

平山郁夫画伯といえばシルクロードを作品にしたイメージが強く、今回の展覧会でも大陸が描かれたものがほとんどでした。
被爆を体験し、その後遺症に苦しんだ彼は、玄奘三蔵のおかげで絵に活路を見いだせるようになったとのこと。

ナーランダに5年滞在したとのことで、その地方の作品が数多く展示されています。
砂漠のキャラバンをメインのテーマとしているのは、砂漠は戦争が起こると道が途絶えてしまうことから、その道を通るキャラバンに、平和への願いを込めているのだとのこと。
単なるモチーフではなく、画家にとって国境も民族も超える象徴だということを知りました。
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2012年06月02日

「京都 細見美術館展 PartⅡ 琳派・若冲と雅の世界」

20120527210752809s.jpgそごう美術館 

京都の細見美術館はお勧めだと以前より聞いていながらも、京都旅行中にはなかなか訪れる機会がないため、ゆったりと観賞できるこうした企画展の開催はとてもありがたいものです。
これは2部に分かれて開催されましたが、PartIの「都の遊び・王朝の美-美を愛でる、京を知る-」は、行けずじまいとなり、チケットを無駄にして残念に思っていました。
今回は、そうしたことにならぬよう、早めに訪れました。

どれも時代を経てなお価値の高い逸品ぞろいです。
ちらしの絵は伊藤若冲の『雪中雄鶏図』。
田中親美による『平家納経(模写)』は絵巻物ですが、絵や書以上に巻き物の軸首に目を奪われ、美しく細かい工芸の極みに、しげしげと見入りました。
これまで、軸首の存在すら気に留めていませんでしたが、ここにも職人の技が込められていたとは。
文鎮にして飾っておきたいものです。⇒ More
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2011年09月04日

「藤島武二・岡田三郎助展 女性美の競演」

__7.jpgそごう美術館

同時期に旧藩主のいい家系に生まれ、同じように学び、留学し、上品で魅力的な女性像を描いて日本洋画の発展に寄与した二人の画家。
常に時代をけん引するライバル、そして同胞として、お互いを意識し、切磋琢磨してきたことと思われます。
第一回文化勲章を共に受けた二人の合同展覧会。豪華です。

私は二人とも、名前と作品をはっきり認識できていませんでしたが、岡田三郎助「あやめの衣」は、以前記念写真になったので知っていました。
藤島武二「女の横顔」は、美術の資料集で見た気がします。
どちらの描く女性像にも、力強さはないものの、凛としたしなやかさに満ちており、生命力の健やかさ、美しさが感じられます。
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