2011年09月04日

「藤島武二・岡田三郎助展 女性美の競演」

__7.jpgそごう美術館

同時期に旧藩主のいい家系に生まれ、同じように学び、留学し、上品で魅力的な女性像を描いて日本洋画の発展に寄与した二人の画家。
常に時代をけん引するライバル、そして同胞として、お互いを意識し、切磋琢磨してきたことと思われます。
第一回文化勲章を共に受けた二人の合同展覧会。豪華です。

私は二人とも、名前と作品をはっきり認識できていませんでしたが、岡田三郎助「あやめの衣」は、以前記念写真になったので知っていました。
藤島武二「女の横顔」は、美術の資料集で見た気がします。
どちらの描く女性像にも、力強さはないものの、凛としたしなやかさに満ちており、生命力の健やかさ、美しさが感じられます。
⇒ More
posted by リカ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 【finearts】日本画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月18日

「蕗谷虹児展」

fukiyatirasi.jpgそごう美術館

ちらしを見た時には、『それいゆ』の中原淳一に近い画家なのかと思いましたが、実際に作品を目の前にすると、かなり違う才能を持った人だとわかりました。
蕗谷虹児(1898-1979)は、両親が10代で駆け落ちしてできた子供だとのこと。
情熱的な親だったんだなあと思っていたら、本人も19歳で人妻と不倫をし、それがばれて樺太(サハリン)に逃げ、2年半身を隠していたと、淡々と紹介されていました。
当時のマタギのような格好をした自画像もありました。
作品そっちのけで、画家の歩んだ道に驚きます。
親も子も、なんて破天荒な恋愛をしているのでしょう。やはりこれもDNAでしょうか。

⇒ More
posted by リカ at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 【finearts】日本画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月09日

画業60年 後藤純男展

横浜そごう美術館

065.jpg


絵への情熱を捨て切れずに、家業の僧侶を辞め、教師を辞め、様々なものを犠牲にして22歳で画家になった後藤純男氏。
現在82歳とのことですが、自分の感性との闘いで絵を描き続けてきた、印象的でドラマチックな作品を描く人です。
美しい混ざり色を作り上げ、絵に深みと奥行きを出しています。
色彩感性が、とても好みに合いました。
大作が多いのは嬉しいことですが、ガラス越しの作品だと、照明が反射してしまって、色みがよくわからなくなってしまうため、なかなかもどかしい思いをしました。

⇒ More
posted by リカ at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 【finearts】日本画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする