2011年12月04日

『柳宗悦展』

0bd73c8b-s.jpg横浜そごう美術館

民芸ときいたら、民芸品と劇団民藝くらいしかピンときませんでしたが、去年京都のアサヒビール大山崎山荘美術館で「民藝展」を観て、民芸品の持つ素朴なあたたかみを再認識し、心惹かれました。
今回は、柳宗悦展ということで、人物を中心に、彼がその価値を見いだし、芸術の域に高めた民芸について紹介されています。

柳宗悦の生涯について全く知らず、『白樺』の創刊者の一人だったとわかっておどろきました。
はじめは文筆活動をしていたとは。
ウイリアム・ブレイク、ロダン、デューラーなどの重々しい作品を好んだ作派だということも知りました。
そして、西洋美術から日本や朝鮮の工芸へと視線を移していったそうです。
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2011年05月22日

『開館50周年記念「美を結ぶ。美をひらく。」I 夢に挑む コレクションの軌跡』

e0280549b562cd02c7d94b8223ed242c.jpgサントリー美術館

Blog『弐代目・青い日記帳』の管理人、Takさんにご招待していただいた今回の展覧会。
サントリー美術館は、以前赤坂見附にあった時に、母と行ったことがあります。

1961年に丸の内に開館し、'75年に赤坂見附に移転、そして2007年に、六本木ミッドタウンへ移転してきたサントリー美術館。
これほど流転を重ねる美術館も珍しいと思いますが、常にビルの中にあり、テナントであり続けているため、所蔵品の数に応じて移転できるという柔軟さがあるのでしょう。

今年は50周年となるため、それを記念したコレクション展が今回のテーマ。
ミッドタウンさえ慣れていないため、入口までたどり着くまでに一苦労でしたが、シックな板張りの床と高い天井に落ち着きます。
館内は薄暗く、展示物の辺りに照明が当てられていました。
会場に入った途端に、どこかすえたようなにおいがしましたが、それはコレクションの古さゆえでしょうか。⇒ More

2011年02月12日

「人間国宝三代徳田八十吉展」

tokudy.jpg横浜そごう美術館

没後初となる大回顧展ですが、この人の知識を何も持たぬまま、展覧会に行きました。

赤はガラス成分がないため、赤以外の紺・紫・緑・黄のグラデーションで作ったという作品が、無数に展示されています。
観客は、腰が曲がっているほどの年配の方がほとんどで、はじめ少し気が引けましたが、そのうち作品に圧倒されて、周りのことは気にならなくなりました。

置物以外には形容できない、不思議な物体もあり、オブジェとは、生活使用目的のものではないものだとはっきり知らせているようでした。
タイトル通り、徳田八十吉を名乗った3代の芸術家たちの作品展。⇒ More