2010年06月07日

観じる民藝

d0087761_024186.jpg横浜そごう美術館

尾久彰三(おぎゅうしんぞう、1947-)という人は、日本民藝館の学芸顧問をしたコレクターだそうです。
伯父が柳宗悦と知己で、子供の頃から収集を始めていたとのこと。
約600点の個人所有物から、370点ほどの陶磁器、金工、木工、石仏、民画、面などが展示されています。

骨董品とはまた違う、生活の中で使われてきた古い民藝品を、芸術として鑑賞したことがさほどなかったため、コレクション自体が真新しく思えました。
室町時代の盆や、琉球、李朝朝鮮の工芸品、18世紀のヨーロッパの革製品など。
仏像や仏画もありました。どれも古いものばかりで、くすんでいます。
⇒ More

2010年03月31日

東京国立近代美術館 工芸館 所蔵作品展「近代工芸の名品―花」

20100304art004.jpg<花は、人の心をなぐさめ、また浮き浮きとした気分を呼び起こします。そんな花の可憐な姿を、日本では昔から身のまわりのものに表し、四季のうつろいを楽しんできました。工芸の世界では、花からインスピレーションを得た作品を今なお多数見出します。伝統的モチーフを継承した例も少なくありませんが、過去には振り向きもされなかったような路傍の花々にも、今日では作家の真摯な視線が注がれるようになりました。工芸の近代を概観すると、花を題材とする新しい文様の創出という角度から、作家としての自覚を深めていこうとする試みさえあるほどです。>
⇒ More

2010年03月16日

「戦後フランス映画ポスターの世界」

cont_1064_1.jpg東京国立近代美術館フィルムセンター

以前から、宝町駅前にあるこの建物の外観が気になっていました。
まずは常設展として、日本映画のあゆみを時代別にまとめた小部屋を見ます。

1.日活 2.無声映画 3.トーキー 4.戦争 5.戦後 と分けられていました。

これまでカーペットが常だった美術館とは違い、ここは板張りで、人の足音がコツコツ響きますが、見学者は私だけでした。

カメラに詳しい人ならとびつきそうな、当時使われた撮影機や映写機が、何台も所狭しと陳列されていました。手を延ばせば触れそうで、あまりにも自然に置いてあるため、(もしかして触っていいの?)と、入口の注意書きを確認しに行きました(やっぱりダメでした)。
⇒ More