2010年02月14日

「吉祥の器~中国陶磁にみる祝い寿ぐ文様の世界」

2010-1-4poster.JPG松岡美術館

おしゃれなプラチナ通りそばにある松岡美術館に行きました。
フラッシュなしなら撮影可というのが嬉しいです。
1Fロビーには、大きな石像やブロンズ像が飾られていましたが、その中に、ジャコメッティの「猫の給仕頭」という作品があり、とってもかわいらしかったです。
ジャコメッティは、折れそうにひょろ長い人物像ばかり作った人かと思いましたが、こんなに愛嬌のあるものも手掛けていたんですね。

⇒ More

2009年06月07日

『文明開化を描いた版画家、川上澄夫展』

川上澄生展.jpg横浜開港150周年記念事業の一環。
棟方志功に影響を受けた版画家・川上澄生(1895-1972)の展覧会。
横浜に住んでいたのは幼少時のみだけれど、アメリカ、カナダ、アラスカに住み、宇都宮や北海道から異国情緒漂う横浜を愛し続けて、多くの作品を残している。
どの作品も、そっと静かで、心落ち着く。
これまで、特に版画が好きというわけではなかったけれど、彼の作品はどれも素敵だった。デッサンのようで、エッチングのような綿密さもある。なめらかにうねる流線が美しい。写実的にきっちりと細かく描かれたものがあるかと思うと、光と影の明暗による空想的、イメージ的なものもあり、表現力の多様さに驚いた。
武骨で華やかさに欠けるといった版画に対するイメージが変わり、彼のファンになった。 ⇒ More

2009年04月03日

『国宝 阿修羅展』

ash_0.jpg『国宝 阿修羅展』
東京国立博物館

開催4日後に行ったら、とても混んでいて驚いた。
藤原不比等が創建して以来、幾度となく焼失と再建を繰り返してきた興福寺。展示された所蔵品は、国宝や重要文化財ぞろいで、この寺院の巨大な力を思わせるものばかりだった。
小さな装身具などを、マイクロスコープで拡大した映像が流れていた。糸を通した穴まで詳細に映すハイビジョンの鮮明さに驚く。

法隆寺所蔵の「阿弥陀三尊像」があった。解説ボードに「蓮池の上のもの」と書かれていたけれど、実際には池はない。ただ、蓮の茎に支えられ、開いた蓮の花弁の上に三体の仏像があるため、同行のAさんと(池を心眼で見る想像力が必要なのね)と話した。

「華原磬(かげんけい)」という置物があった。磬とは玉または石で造った楽器で、華原磬とは中国の華原とうい場所の石で造った磬を指すとのこと。獅子が伏し、ドラのような磬には龍が尾を巻きつけていて、とてもかっこイイ。どんな音がするのか、響きを会場に流してもらいたかった。(後で、音声ガイドにはその音が収録されていると知った。借りなかったので聴けずじまい。残念。)

⇒ More